はじめに
「え、うちの親が徘徊してて警察から電話?!」
介護をしていると、こういう事態に直面することは意外と珍しくありません。
「認知症 徘徊 警察」「徘徊 通報 どうする」と検索窓に打ち込んだあなた。
大丈夫です、まずは落ち着きましょう。この記事では、 警察からの連絡が来たときにどう対応するか、そして再発を防ぐための工夫 をわかりやすくまとめました。
警察から「保護しています」と電話が来たときの初動
突然、見知らぬ番号から着信。「〇〇警察署ですが、お母様を保護しています」なんて言われたら、パニックになって当然です。
でもやることはシンプル。
- まずは 身元を確認(名前・住所など)
- 警察署まで迎えに行く(可能ならすぐに)
- 健康状態やケガがないか確認
このとき、警察の方も慣れていることが多いため淡々と対応してくれることが多いです。恥ずかしいとか思わなくて大丈夫。むしろ「介護は大変ですよね」と声をかけてもらえることだってあります。
警察署でのやりとり
署に行くと、書類にサインを求められたり、発見状況の説明を聞いたりします。
よくある流れはこんな感じ。
- 発見場所や通報者について説明を受ける
- 保護時の状況(転倒の有無や会話の様子など)を教えてもらう
- 「今後どうしますか?」と軽く聞かれる
ここで正直に「認知症で徘徊がある」と伝えておくと、次回以降の対応がスムーズになります。警察側も「また同じ方か」と把握してくれるんですね。
通報されたときの近所との関係
正直、徘徊って「近所迷惑」になりがちです。夜中にピンポンを押されたり、道路で座り込んでたり…。それを見た人が「事件?!」と警察に通報することもあります。
ここで大事なのは、 通報してくれた人に感謝を伝えること。
「すみません、実は認知症でして…助けていただいてありがとうございます」ってひとこと言うだけで、印象がまったく違います。
逆に「なんで通報したのよ!」みたいに怒ると、人間関係が一気に悪化してしまいます。
再発防止のための工夫
徘徊はゼロにはできません。でも、少しの工夫で回数を減らすことは可能です。
- 玄関にチャイム付きセンサーを設置
- GPS付きの見守り端末を持たせる
- 夜間は スリッパや靴を隠しておく(意外と有効)
- デイサービスやショートステイを積極的に活用
「また出ていかないかな…」と常に気を張っていると、介護者の方が先に倒れてしまいます。機械に頼れるところは頼りましょう。
警察と地域包括支援センターに連携をお願いする
徘徊が繰り返されると、警察署の方から「地域包括支援センターに相談してみてください」と言われることがあります。
包括支援センターに相談すると:
- ケアマネジャーを通じて 徘徊対策のサービス を紹介してもらえる
- 施設ショートステイやデイサービスを検討できる
- 警察・消防との 連携シート を作れる
特に「徘徊SOSネットワーク」がある地域だと、警察や住民の協力で発見が早くなるケースもあります。
介護者のメンタルケアも忘れずに
正直、徘徊で警察沙汰になると、介護者の心が一番削られます。
「また迷惑をかけてしまった」「私の見守りが甘かったのでは」と責めてしまうんですね。
でもそれは あなたのせいではありません。
認知症の症状のひとつであって、介護者の努力で完全に防ぐのは無理なんです。
むしろ「無事に見つかってよかった」と考える方が健全。自分を責めずに、次につながる工夫を考えていきましょう。
まとめ
認知症の徘徊で警察から連絡が来たとき、やるべきことはシンプルです。
- まずは落ち着いて迎えに行く
- 警察署で状況を確認
- 通報者には感謝の言葉を
- 再発防止策を少しずつ導入
- 地域包括支援センターや警察と連携
そして何より大事なのは、 介護者が自分を責めすぎないこと。
徘徊は起きるときは起きます。大切なのは、どう対応するかと、次につなげる工夫なんです。



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