はじめに:デイサービスってそんなに嫌?
「お母さん、デイサービス行ってみない?」
「……行きたくない!」
はい、終了。会話シャットダウン。
こんな経験、介護してる人なら一度はあるんじゃないでしょうか。
こっちは「ちょっとでも楽になりたい…」って思ってるのに、当の本人は全力拒否。デイサービスって本当はお風呂も入れて、レクリエーションもあって、ご飯も出る「ちょっとした楽園」なのに、なぜか「絶対行かない施設」扱い。
今回はそんな 「親がデイサービス嫌がる問題」 について、理由別の対応策や介護職・ケアマネ視点での裏ワザまでまとめていきます。
デイサービス拒否、よくある理由4パターン
「嫌!」と一言で片づけられるけど、実は背景はいろいろ。
①「まだ元気だから必要ない!」タイプ
プライドが残ってる親世代によくあるやつ。
「年寄り扱いするな!」ってやつですね。
②「知らない人の中に入りたくない」タイプ
新しい場所や集団に抵抗があるタイプ。
「友達いらないし…」って言いながら、実は孤独。
③「お金かかるんでしょ?」タイプ
年金生活の人ほど気にするポイント。
「そんな贅沢いらん!」って断固拒否。
④「理由なんかない、イヤなもんはイヤ!」タイプ
究極の本音パターン。理屈じゃなくて感情。
じゃあどう対応する?理由別アプローチ
① プライドが邪魔してるとき
- 「リハビリの一環だよ」
- 「若い人でも利用してるんだって」
- 「お風呂に入れてもらえるから便利」
👉「介護」じゃなくて「健康維持」っぽく説明すると納得しやすいです。
② 知らない人が苦手なとき
- まずは体験利用から。いきなり一日コースはハードル高いので、半日から。
- ケアマネや職員に**「一緒に来てくれる人がいますよ」**と伝えてもらう。
- 趣味が合いそうな利用者さんとマッチングしてもらう。
👉「人混み」じゃなく「少人数とおしゃべり」くらいなら受け入れやすいです。
③ お金が心配なとき
- 介護保険が使えることを説明する。
- 実際にかかる費用を数字で見せる。
- 「デイサービスに行ってもらえたら私(子供)が働ける時間が増えるから、結果的に家計にプラスだよ」ってロジックで説明。
👉お金の心配を具体的に潰すのがコツです。
④ 理屈抜きで拒否するとき
正直、一番やっかい。
でもここは**「正面からぶつからない」**のがコツです。
- ケアマネや看護師に説得をバトンタッチ。
- 「病院の先生がすすめてたよ」と“権威”を借りる。
- 「一回行ってみて、嫌だったらやめればいいじゃん」と“期限つき提案”。
👉「絶対行け!」じゃなく「試しにどう?」が魔法の言葉。
無理やりは逆効果。介護者も消耗するだけ
よくあるのが、家族が必死に説得して泥沼になるパターン。
「行け!」「行かない!」の押し問答は、介護する側の心を削っていきます。
大事なのは**「本人の気持ちを尊重しつつ、少しずつハードルを下げる」**こと。
たとえば、
- 見学 → 半日 → 1日、と段階を踏む
- 「ご飯だけでも食べてきたら?」みたいな軽い誘い
こうやって慣れていくと、意外とハマって毎週楽しみにする人も多いんです。
裏ワザ:プロに丸投げ
介護職の人やケアマネさんに話を振ると不思議なほどスムーズになることがあります。
親:「行かない!」
ケアマネ:「まぁまぁ、とりあえずお茶飲みに行く感じですよ」
親:「……じゃあ一回だけ」
なぜか他人の言葉はすんなり受け入れる、これ介護あるあるです。
介護者のメンタルも守ろう
親が嫌がるたびに「私の言い方が悪いのかな?」って自分を責める人もいます。
でも、それは違います。
「嫌がるのは当たり前。むしろ普通」
と割り切ってしまうことが大事。
最初からスムーズに行く家庭のほうがレア。
むしろ「デイサービス嫌がり戦争」を経験した人のほうが多数派です。
まとめ
- デイサービス拒否は「プライド」「不安」「お金」「感情」の4パターン
- 正面突破じゃなく、理由を見極めて対応する
- 無理やりはNG、段階を踏んで慣れていく
- 困ったらケアマネやプロに丸投げOK



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